USMLEってどうやって受験するの?<医学科卒業生が実践してみた>(2023年10月)
医学部医学科を卒業して10年以上の私がUSMLE(アメリカの医師国家試験)を受験へトライしてみました。
受験方法は現役医学生と卒業生でやや異なるようです。
今回は2023年10月時点での卒業生の場合の受験方法の詳細を紹介します。
USMLE受験の前段階として「ECFMG CERTIFICATE」というものが必要になります。
まずは申請のためにIDを作成します。
ECFMG’s Interactive Web Applications (IWA)のページで、
If you have never been issued a USMLE/ECFMG Identification Number and want to request one, click here.
で”here”をクリックし、適宜入力します。
ID作成を申請してから完了するまで5 business daysかかります。
(書いてあることが微妙だと、もっと時間かかる様子)
私は無事メールが届き、IDと仮パスワードの連絡が来ました。
再度ECFMG’s Interactive Web Applications (IWA)のページでログイン。
パスワードを変更し、質問事項に回答していきます。
途中で卒業生であることを選択すると、母校が”World Directory of Medical School”に登録され、
かつ自身の卒業年がEducational Commission for Foreign Medical Graduates (ECFMG)に認可されているか、といった質問がでてきます。
World Directory of Medical Schoolのページから”Search the World Directory”をクリックし、母校を検索。
“Sponsor Notes”をクリックし、”Graduation Years”の範囲に自身の卒業年が含まれることを確認します。
無事確認出来たら次へ進み、申請のための支払いを済ませます。
2023年10月の時点で$160でした。(円安で苦しい…)
このCertificate feeは毎年上がっているとのことで、アメリカ気になっている方は早めの申請がいいかも。
次に、Certification of Identification Form (Form 186)を作成します。
この申請のためにパスポートのスキャンが必要になります。
コロナで海外に行かないうちにパスポートの期限が切れている方もいるのでは。
Form 186に記入したら、”NotaryCam”を使用して公証する必要があります。
現時点でパスポートが期限切れとなっている私はここで躓いております…
次のステップに進んだら適宜更新していきます。
調べた限りでは、この後のステップが大変そう・・
1件のピンバック
NotaryCamで公証したので当日の状況を説明していく【USMLE受験 2024年4月更新】 | 外科医のアル研