”パリピ”でもないのにコカレロに手を出す
近頃?パワースポットで陳列され、やたらと異彩を放っているドリンクがあるのです。
気になります。陽気なPOPと共に前面に押し出されています。
POPにですね、堂々と書いてあるんですね、”パリピ酒”。
私はどちらかというと粛々と飲酒する方ですので不適格か・・と自粛生活を送っていたのですが、遂に意を決して購入しましたよ。
「コカレロ」
色がド派手でラベルがパリってますね。
ウイスキーの中に陳列すると完全に悪目立ちしてますね。
こちらのパリピ酒、なんといっても注目すべきは原料にコカの葉がつかわれていることです。
え、あのコカですよね、とは言え麻薬成分は完全に取り除かれているとのこと。
コカレロのホームページによると、
コカの葉、アマゾンガラナ、朝鮮人参、緑茶、ジュニパー、オレンジピール、生姜、ラベンダー
を含めた17種のボタニカルをブレンドしています。
人参や生姜は漢方薬でも使われますね。ジュニパーベリーはジンの香りの元として有名です。美味しいジン飲みたいな。
さて、ストレートで頂くと、甘いです。本当はキンキンに冷やして飲むといいみたいですね。
生ライムも必要みたいです。功を急いでしましました。
味と香りが分かったところで、カクテルを作ってみます。
コカレロ クラシコをFEVER TREEのトニックウォーターで割って炭酸水を少量追加しステア。
良いですよー。爽やかですよ。鼻に抜ける香りが気持ちいい。
見た目も落ち着いて、お洒落なイタリアンにも合いそう。
調べてみると、「ハイジャック」というカクテルもあるみたいです。
コカレロ+ジャックダニエル。
ジャックダニエルが手元にないのでEvan Williams 1783で代用してみます。
ロックグラスにEvan Williams 1783、コカレロ クラシコを少量加えてステア。
あっ、意外と美味しい。この味に覚えがあるような・・
「ラスティ・ネイル」ですね。ウイスキーベースの甘いカクテルだとこれが好き。
ラスティ・ネイルはスコッチウイスキーとドランブイというリキュールで使っているので、ドランブイとコカレロに共通点があるのかしらん。
ドランブイに使われている原料は何なのか、その謎を解くためドランブイのホームページを見てみると、
Only three people know the recipe, one of who personally mixes each batch of Drambuie essence and is the fifth generation of our founder William Grant.
レシピを知っているのは3人のみ、とのことですね。
チャールズ・エドワード・ステュアートさん(1720年12月31日 – 1788年1月31日)がチビチビ飲んでいたとのことで歴史のある飲み物です。
謎は解けませんでしたが、まだまだ色々な飲み方が楽しめそうです。引き続き研究を進めたいと思います。
本日の結論:コカレロは、パリピでなくても楽しめる