医師のための仮想通貨運用:忙しい医師でもできる方法をピックアップ【DeFi入門編①】

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医師の先生方は膨大な業務量を日々こなしているのではないでしょうか。

日常業務に忙殺されて、給料は多いけど使う時間がない、という方も少なくないはず。

わたし自身も研修医時代に、いつの間にか貯金がたまっていました。

そこで「資産運用」を始めてみよう、というわけです。

忙しい医師にとって、まずはiDeCo(イデコ)、NISA(ニーサ)が入門だとおもいます。

そのうえで、個別株や不動産にすすむのもあり。

で、

最近話題になっている「仮想通貨」はどうなの?

というのが今回のお話です。

ビットコインやイーサリアムは聞いたことがあるのでは。

コインを安く買って高く売ることで儲けるのが有名でしょうか。

実は、それだけではないのです。

銀行と同じように、コインを預けて利子を得る方法があるのです。

さらに、これから説明する他の方法でも収益が発生します。

年利は控えめに言って、株式の倍以上

その代わり、リスクが大きいです。

私はあらゆる落とし穴にハマり、時間と金を失いながら、何とか資産を増やしてきました…

2週間で200万円なくなったり、1回の操作ミスで10万円消えたときは、悲しい気持ちになりました…

そんな経験から、忙しい医師でもできる方法をピックアップしてご紹介しようと思います。

扱う対象はDeFi(ディファイ decentralized finance:分散型金融)というもの。

ブロックチェーン上に作られた「銀行かつ証券取引所」といったものだと思ってください。

バックグラウンドでブロックチェーンという改竄されにくい仕組みが使われているのです。

メリット・デメリットありますので、使いながら体感していただくとよいのでは。

 

ということで、早速本題です。

 

【DeFiの世界への入り方】

  • 日本の取引所を開設
  • 海外の取引所を開設
  • 自分の仮想通貨用の財布(ウォレット)を開設
  • 日本の取引所 →海外の取引所へ送金 
  • 海外の取引所 →ウォレットへ送金
  • ウォレットとDeFiを行うサイトを連携
  • DeFiのサイトで他のコインに交換する
  • 色々な方法で預かることで収益発生

 

日本の取引所を開設

GMOコイン、コインチェック、bitFlyer、bitbankあたりが有名でしょうか。

同じ銘柄でも、取引所によって買値・売値が異なるので複数開設することが多いです。

私はGMOコイン、コインチェック、SBI VCトレード、bitFlyerを使っていますが、特にこだわりはありません。

GMOコインの開設はこちらから。(1000円もらえます)

コインチェックの開設こちらから。(200円分のビットコインがもらえます)

bitFlyerの開設はこちらから(スマホ限定)。(1000円分のビットコインがもらえます)

 

海外の取引所を開設

今回初回する方法では、バイナンススマートチェーン(Binance Smart Chain, BSC)というチェーンを利用するので、

Binance(バイナンス)を紹介します。

案内にしたがって登録すると、すぐに使い始められます。

メールアドレスだけで簡単に開設できます。

Binanceの開設はこちらから。

日本の取引所では扱っていない様々な(膨大な)コインの取引ができるようになります。

 

自分の仮想通貨用の財布(ウォレット)を開設

ウォレットというくらいなので、仮想通貨を貯めておくところという印象を受けますが、他にもさまざまな操作ができます。

話は逸れますが、NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)も扱えます。(細かい話は別の機会にします)



「ブロックチェーン上の住所」といった方がしっくりくるかな。

そんなこんなで、今回はウォレットの中で最も有名であろう、MetaMask(メタマスク)を使います。

MetaMaskのインストールはこちらから。

先ほどさりげなく紹介した、「バイナンススマートチェーン」ってなんだ?

という話ですが、ブロックチェーンの一種です。

ブロックチェーンって、一つではないのです。

イーサリアムが有名ですが、その仕組みを利用しつつ、手数料を安く抑え、取引のスピードをあげたチェーンがいくつかあります。

その中でも利用者が多いのがバイナンススマートチェーン(BSC)です。

ということで、今回はBSCを利用できるように設定します。

MetaMaskを起動したら、

 

metamask main

右上の「イーサリアムメインネット」をクリック。

metamask カスタム

「カスタムRPC」をクリック。

ここから様々なチェーンを追加することができます。

metamask 設定

 

ネットワーク名:BSC Mainnet

新規 RPC URL:https://bsc-dataseed1.binance.org/

チェーン ID:56

通貨記号(オプション):BNB

ブロックエクスプローラーの URL (オプション):https://bscscan.com/

 

以上をそれぞれコピペして「保存」。

これでBSCが追加され、使用できるようになります。

metamask bsc

「BSC Mainnet」に切り替えてみると、チェーンが切り替わっているのがわかります。

私はすでにBSCを使っているのでBNB(バイナンスコイン)が入っています。

同じウォレットでも、チェーンが異なると中身も異なるのです。ここが難しいところ。

イーサリアム メインネットは「ERC20」、BSC(バイナンススマートチェーン)は「BEP20」と表現されることもあります。

紛らわしいけど大事なところです。

 

日本の取引所 →海外の取引所へ送金

まずは日本の取引所で仮想通貨を手に入れます。

GMOコインのサイトを例にしますが、どの取引所もだいたい同じような感じです。

「取引所」と「販売所」がありますが、「取引所」の方が安上がりなのでこちらを使います。

様々なコインがありますが、スピードが速い「リップル(XRP)」を使ってみます。

 

GMO XRP

 

すぐに買いたいときは「成行」で。

今回10XRP買っていますが、GMOから送付するときの最小量が50XRPなので、50XRP以上買いましょう。

 

GMO home

 

ホームに戻ると、買えていることがわかります。

(この後、40XRP追加購入しました)

 

GMO 出金1

 

早速出金してみましょう。

XRPを選択し、新しい宛先を追加します。

 

GMO 出金2

 

さて、ここで「名称」、「宛先タグ」、「リップルアドレス」が必要になります。

名称は適当に。

私はBinance(リップル)としました。(BTCやETHはそれぞれアドレスが違う)

残る2つはバイナンスから情報を持ってきます。

バイナンスのホーム画面の「ウォレット」から「フィアットと現物」を選択。

Binance home

 

 

通貨選択で「XRP」(リップル)と入力し、「入金」を選択。

Binance XRP

Binance XRP入金

 

先に説明したチェーンが色々あるので、ネットワークを選択する必要があります。

今回は「XRP」を選択すると、

Binance XRP入金2

「アドレス」と「MEMO」がでてきます。

四角マークをクリックするとコピーできます。

この「アドレス」をGMOコインの「リップルアドレス」へ、「MEMO」をGMOコインの「宛先タグ」へ入力します。

これで送金先の登録を完了させます(メールの認証とかが必要)。

で、やっと送金できるようになりました。

 

GMO 出金3

 

待つこと2-3分…

バイナンスの「フィアットと現物」をチェックすると、

Binance 現物

XRPが届いています。

よかった…(この類のミスで10万円消えたことがあります。)

やっぱりXRP早いな。BTCを送金すると結構時間かかるのでヒヤヒヤします…

 

とりあえず、今回はここまでにしましょう。

疲れたまま操作すると、本当にミスって資金消えるので注意。

資金が消えることを「GOX(ゴックス)する」とか言ったりします。

自分の操作ミスで資金を消すのは「セルフGOX」。どうでもいいですね。

 

集中力がある方は次のステップへ↓

医師のための仮想通貨運用:忙しい医師でもできる方法をピックアップ【DeFi入門編②】

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