医師のための仮想通貨運用:忙しい医師でもできる方法をピックアップ【DeFi入門編②】

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仮想通貨を運用しましょう。

前回の「医師のための仮想通貨運用:忙しい医師でもできる方法をピックアップ【DeFi入門編①】」はご覧いただけたでしょうか。

仮想通貨、そろそろ気になってきていますよね。

今までの銀行の仕組みとはだいぶ違うので心配もあるとは思いますが、早く始めた方が年利が高いのでオススメです。

ということで、早速本題に入りましょう。

手順をおさらい・・・

 

【DeFiの世界への入り方】

  • 日本の取引所を開設
  • 海外の取引所を開設
  • 自分の仮想通貨用の財布(ウォレット)を開設
  • 日本の取引所 →海外の取引所へ送金
  • 海外の取引所 →ウォレットへ送金
  • ウォレットとDeFiを行うサイトを連携
  • DeFiのサイトで他のコインに交換する
  • 色々な方法で預金することで収益発生

 

前回は「日本の取引所 →海外の取引所へ送金」までできましたね。

その続きから。

 

海外の取引所 →ウォレットへ送金

さて、ここからいよいよ自分のウォレットを使ってブロックチェーンの世界に入ります。

これから突入するバイナンススマートチェーン(BSC)では、取引手数料がかかります。

この手数料のことを「ガス代」といいます。

前回の操作でバイナンスにXRPが入っていますが、BSCでは「バイナンスコイン(BNB)」が必要になります。

(BSCのガス代は数十円ほどなので、0.1BNBあれば十分という印象ですが)

ここはわかりやすく、XRPをすべてBNBに変えてみましょう。

ホーム画面の左上にある「トレード」から「クラシック」を選択。

 

BSC trade

トレード画面の右上にコインの検索ボックスがあります。

XRP(リップル)と入れてみると、下にトレードできるペアの一覧が出てきます。

「XRP/BNB」を選択。

 

BSC trade XRP

 

チャートが出てきたら、その下にある「スポット」で注文してみます。

すぐに交換したいときは「マーケット」を選択。

50XRPと打ち込んでもいいですし、すぐ下の四角マーク(◇)を一番右(100%)に設定してもいいです。

それで「売却XRP」をクリックすれば完成。

「リミット」で注文するときはチャートを見ながら、なるべく高く売れるように注文を出しましょう。

 

BSC trade XRP BNB

 

「ウォレット」の「フィアットと現物」を見てみて、XRPがなくなって、BNBが増えたことを確認します。

さあ、このBNBを自分のメタマスクに出金してみましょう。

BNBの「出金」をクリック。

 

BSC BNB 出金

 

すると、例のややこしい画面が。

「アドレス」にはMetaMaskのアドレスを入れます。

 

Binance BNB 出金

 

MetaMaskを開いて上にある「Account 1」のあたりをクリックすると、MetaMaskのアドレスがコピーされます。

 

metamask BNB 入金

 

それをバイナンスの「アドレス」に貼り付け。

すると、自動的にネットワークが選択されます。

(実はこれ、新しくできた親切な仕組み。前はネットワークも自分で選んで、間違えたらセルフGOXする仕様でした…)

 

Binance BNB出金

 

あとは金額を設定して出金!

MetaMaskを確認してみると・・・

 

MetaMask BNB

 

よし、送金できている。

今日もGOXせずに過ごせたことを感謝します。

 

ウォレットとDeFiを行うサイトを連携

いよいよBSCの世界に入ります。

今回はBSCの中で最も有名な「PancakeSwap」をご紹介します。

パンケーキ、名前も見た目もナメている感じなのは認めます。

中身はマジメなのです。

仮想通貨の両替や貯金のようなことができます。

他にも新しい機能が追加されているのですが、今回は基本的な操作のみ紹介します。

こちらをクリックしてPancakeSwapのサイトを開きます。

右上の「Connent Wallet」をクリックして「MetaMask」を選択、接続を許可します。

Pancake connect

 

接続できると、左上に自分のMetaMaskのアドレスが表示されます。

Pancake address

これで、自分のウォレットがブロックチェーン(今回はBSC)とつながりました。

 

DeFiのサイトで他のコインに交換する

さて、BNBの一部をCAKEという、PancakeSwapで使われるトークンに交換してみましょう。

トークンとは、例えばウェルシアで買い物したときにたまるTポイントみたいなものです。

そのTポイントに値段がついて、売り買いできる、そんな存在です。

もちろん、仮想通貨の一つでブロックチェーン上でやり取りされます。

それにしてもケーキですよ。ポップですね…

 

左上の「Trade」の中の「Exchange」を選択。

 

Pancake trade

 

デフォルトでFrom「BNB」になっています。

「Select a currency」でCAKEを入力して選択。

 

Pancake exchange select

 

Pancake exchange cake choice

 

BNBをフルに使うなら、持っている分の5割弱を入力。

BNBは手数料としても必要なので少し残しておくイメージです。

(今回は参考として0.04BNBだけ入力します)

Enableを押して交換できるように承認。

少し待つと「Swap」がでてくるのでクリック。

 

Pancake exchange cake swap

 

画面右上にMetaMaskのポップアップが出てきたら「確認」。

Fee(手数料:ガス代)が表示されています。

Maxで、0.000813BNB。

2021年9月現在、1BNB = 約45,000円なので、37円ほど。

 

Pancake exchange cake swap 承認

 

確認をクリックしてCAKEをゲットしましょう。

 

色々な方法で預けることで収益発生

順調にCAKEをゲットできましたか?

ここから先は銀行では見かけることのない年利で運用する世界となります。

その一部を紹介します。

「Trade」の「Liquidity」を選択しましょう。

 

Pancake liquidity

 

LiquidityはDeFi特有の運用方法で、「流動性を提供」することで利回りを得ることができます。

先ほど、BNBをCAKEに交換しましたが、その操作を進めるためには交換所にBNBとCAKEの両方が貯金されている必要があります。

そこで、BNBとCAKEを半々にしたセットを提供することに価値があるのです。

このセットを作ることで、他の人がBNBとCAKEを交換した際の手数料の一部を受け取ることができるのです。

先ほどBNBの「5割弱」を交換したのは、この「半々のセット」を作るためです。

 

「Input」が2つあります。

それぞれ、BNBとCAKEを選択しましょう。

 

Pancake liquidity cak BNB

 

「MAX」ボタンをワンクリックでCAKEを全部提供できます。

(BNBをMAXにするとガス代が払えなくなり、取り引きできなくなるのでやめましょう。)

 

Pancake liquidity cake BNB supply

 

少し待つと「Supply」がでてくるのでクリック。

これで流動性提供が完了しました。

しかし、これだけでは面白くありません。

このセットをセットごと預金して利子をゲットしましょう。

ちなみにBNBやCAKEといったトークンのセットを「LP token」といいます。

Liquidity Provider(流動性提供者)トークンの意味で、流動性を提供してくれたお礼に別のポイントをくれるイメージかな?

このLP tokenを預金して利子を得ることをFarming(ファーミング)といいます。

ということで、「Farms」をクリック。

 

 

さっき作ったLP tokenを預金しましょう。

Farmの一覧から「CAKE-BNB」をクリック。

ちらっと見えている「APR」とは年利で、執筆時点では37%(以前は100%以上あったんだよな…)。

まずはFarmできるように「Enable」をクリックして承認。

 

Pancake farm cake bnb

 

そして、「Stake LP」をクリック。

MaxでConfirm。

 

Pancake farm cake bnb confirm

 

「CAKE-BNB LP STAKED」に金額が表示され、「CAKE EARNED」でCAKEを稼ぎ始めたら完成!

 

Pancake farm cake bnb haevest

 

あとは放置しておけばCAKEが貯まります。

長い道のり、お疲れさまでした。


 

バイナンスまでは日本語も対応していますが、DeFiに入ると基本英語ですね。

(ごく一部は中国語だったりします…)

この辺も参入障壁になっていたりしていますが、DeepL翻訳など使いながら頑張りましょう。

 

 


次回は貯まったCAKEをさらに運用する方法について説明しようと思います。

お楽しみに。

 

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