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アブサンって怪しい酒があるみたいですけど、

という私に「教科書」を勧めてくださったボス。

その「アブサンの文化史」を読むとますます興味をそそられるわけです。

ニガヨモギってどんな味なのかしらん、などと思い耽りながら時がたつこと２年。

ついにアブサンを入手しました。

アブサンと聞いて有名なのは「ペルノ　アブサン」でしょうか。

私はそれしか知らなかったのですが、飲み屋で出会った酒豪お兄さんに激しく勧められたのが、

「Mansinthe（マンサン）」

ラベルが良い。

アブサン愛好家のアーティスト、マリリンマンソンさんとコラボしてスイスの伝統ある蒸留所、オリバー・マター蒸留所にて製造したとのことです。

ストレートでは柳色といった感じ。いい香りがします。アニスの香りを中心にさわやかなハーブの香り。

そのまま飲むと甘味は程よく、強烈が香りが口の中に広がります。

加水してみます。

噂通り白濁します。楽しい。カ○ピスみたい。

アルコール度数が下がり大分飲みやすくなりました。滑らかな甘味とハーブの風味が鼻に抜け、くせになります。

まっ昼間から空きっ腹に流し込むには打ってつけの飲み物だな、とご機嫌であっという間に２杯目に突入・・

幻覚はなかったものの、やはりアブサンは危ないかも、と危機感薄めに頭をよぎる昼下がり。

油断大敵