日本のアブサン① マルス アブサン モン・セール
2020年5月10日
2021年1月10日
「アブサン」というお酒を最近知ったという方の中には、「幻覚」や「製造禁止」といったパワーワードと共にいわく付きのお酒という認識がある方もいらっしゃるかもしれません。
欧州で流行り、かの有名な画家も愛飲したとか。
そのアブサン、最近は日本でも作られていることを知り、早速ご紹介いたします。
マンサン アブサン(「アブサンって危なさそう?」)以後、すっかりアブサンにハマってしまいまして、調べを進めると国産のアブサンも色々あるようです。
この度私が購入したのが「マルス アブサン モン・セール(MARS absinthe Mont Cerf)」。
焼酎、梅酒、ワイン、ウイスキーなどを手掛ける本坊酒造株式会社さんから出されているアブサンで、監修した鹿山さんの名に由来しているとのこと。
まず一言。
ラベルがラブリー。
ストレートでは香りからして苦みあり。甘味控えめでグワッと広がる香草の香りがたまりません。
アブサンといえば水を加えると「ウーゾ効果」と呼ばれる白濁を起こしますよね、早速入れてみましょう。
ん?、白濁はどうしたんだ?
楽しみにしていた白濁はなかったものの、軟らかで複雑な味わい、後味にまろやかな苦み・・
摂取するとなれば、起き掛けの一杯、太陽の元で一杯、アペリティフに一杯、ナイトキャップに一杯、etc.
時を選ばず愛飲できる、マルチタレントな逸品でした。