RICARD(リカール)の魅力
聖地でオススメされていた「リカール」、遂に手に入れました。
瓶の形が少し変わっているんですね。
アブサンの代わりに、と思って手にしたリカールですが、ペルノ・リカール・ジャパンのホームページによると「パスティス」に分類されるようです。
ではパスティスとは何かというと、EUの定義で「リコリス(甘草 かんぞう)を原料としたアニス酒」のこと、だそうです。
漢方で使う甘草湯の味をイメージすればよいでしょうか、といってもあまりメジャーではないか・・
甘草といれば偽アルドステロン症とか思い浮かんでしまいますが、酒の席です、忘れましょう。
「ペルノ・リカール・ジャパン株式会社」って会社の名前に入っているくらいなので、看板商品として美味しいに違いない!
と期待に胸を膨らませ、注いでみます。
緑というよりは褐色調ですね。
ストレートで飲んでみることも忘れ、お待ちかねの加水。
楽しいですねー。白濁を楽しむのもパスティスの醍醐味の一つですね。
アブサンやパスティスに水を加えると白濁する現象を「ウーゾ効果」っていうみたいですね。
Wikipediaによると、
ウーゾ効果が発生するのは、エタノールのように水と混和する溶媒にアネトールのような強疎水性の精油を溶解させ、さらに少量の水を加えることでエタノール濃度を低下させたときである。水・エタノール溶液に精油を加えるなど、これ以外の方法ではウーゾ効果は観察されない。
とのこと。不思議。
余談が過ぎましたが、飲みましょう。
アニスの香りが鼻に抜ける。わずかに苦み・スパイシーもあって、ウゾより複雑な印象。残る甘みがべとつかずさわやか。
これ、もっと早く手を出しておくべきだった、と反省。
アブサンへ続く道の入口に置いておくのもいいかもしれません。
ネットでは結構安く買えるようなので、まとめ買いしようかな(瓶置くスペースも考えなきゃな)。
・・よからぬことを考えるのはやめよう。にしても常備したい逸品でした。
やっぱりまとめ買いしようかな