テキーラってこんなに美味しいのか!【そこのあなた、テキーラブンブンしている場合じゃないですよ】
テキーラ、好きですか?
好きなわけないだろ!
何度死にかけたと思っているんだ!
とお叱りの声が聞こえてくるかもしれません…
私自身もテキーラ独特の香りを嗅ぐと、苦い思い出がフラッシュバックしますw
ビールをやっと飲めるようになった学生の頃に、テキーラをブンブンやったものです。
もう…全然美味しくなかった。辛かった。
しかしですよ、今回はテキーラの魅力についてお伝えしようと思います。
学生時代から時は流れ、焼酎・ウイスキーが飲めるようになると、その他のハードリカーも楽しめるようになりました。
そこでテキーラです。
折角なのでいいやつを、ということでチョイスしたのが
ドン・フリオ
一気飲みしちゃダメなやつですよ。(どんな酒も一気飲みしちゃだめ)
ドン・フリオにも色々な種類があって、今回はREPOSADO(レポサド)です。
ブランデーに熟成年数によってV.S.O.P. (Very Superior Old Pale)やX.O. (Extra Old)といった名前があるように、テキーラも種類があるようです。
日本テキーラ協会のホームページによると、テキーラは
テキーラ村とその周辺で蒸留され、
原料は「アガヴェ・アスール・テキラーナ・ウェーバー」を51%以上使用し、
最低2回蒸留する・・
などと決まりがあり、
原料にアガヴェを100%使用した100%アガヴェのテキーラが樽熟成の段階に応じて4種類に分類されるようです。
- ブランコ(Blanco)
- 樽熟成をしない透明なもの(しても60日以内)
- レポサド(Reposdo)
- 最低60日間の樽熟成をしたもの(樽サイズに規定なし)
- アネホ(Anejo)
- 最低1年間の樽熟成をしたもの(樽は600L以下のサイズであること)
本来はAñejo(アニェホ)なのですが表示出来ない場合があるのと、私のように舌をかむ可能性 があるのでアネホ(Anejo)とさせていただいています。
- エキストラ・アネホ (Extra Anejo)
- 最低3年間の樽熟成をしたもの(樽は600L以下のサイズであること)
「ドン・フリオ レポサド」は2か月以上樽熟成した100%アガヴェのテキーラということになります。
まずはストレートで。
美味しいですねー。
例のテキーラっぽい香りがするのですが、フルーティーかつチョコレートのような複雑な甘みがあります。
テキーラがこれほど奥深い飲み物だったとは…
テキーラカクテルも作ってみたくなり、生絞りミカンジュースを混ぜてみます。
これはスゴイ!
元のミカンジュースより美味しいです。
フルーツのうま味とコクが跳ね上がります。こんなことあるんですね・・
テキーラのポテンシャルに驚きました。
レポサドでこれほど美味しいなら、アネホ以上だとどうなるんだろう?
気になりますよね。
ということで、メキシコに行きました。
「カンクン」ってご存知でしょうか。私は勧められるまで聞いたこともありませんでした。
「オールインクルーシブ」ってご存知でしょうか。私はオールナイトしか知りませんでした。
ずばり、アルコール含め好き勝手飲み食いできるプール・ビーチ付き施設です。
天国かよ。
夜も更けたのでバーにいくと、ありました。
「ドン・フリオ レアル」
ドン・フリオ レアルは熟成期間3年以上とのことで、「エキストラ・アネホ」になりますね。
一杯2000円ちょい。高いやつは有料とのこと。
異次元に豊潤な香り、確かにフルーティーでもあるし、熟成したウイスキーのようでもある。
日本で飲んでいたテキーラ特有のあの香りがないんですね。
素晴らしい体験でした。
帰国後にレアルをボトルで買っちゃいました。
いつか開栓したら紹介します。