コロナビール、ありました。
新型コロナウイルスが猛威をふるう中、巻き添えを受けたアルコールといえば「コロナビール」でしょう。
アルコール自体は救世主的扱いで求めに求められ、巷の薬局から姿を消しました。
一方、コロナビールはアルコール入りにも関わらず、何も悪いことをしていないにもかかわらず、ただ一点、「名前がよろしくない」ために生産停止に至りました。
4月には米国の世論調査でコロナビールを絶対に買わないとした消費者が38%もいらっしゃるとの報道がありました。
ウイルスとビールは関係ないことがわかっていても、強烈な風評被害を被っております。
コロナ・エキストラを生産するモデーロ社さんはアルコールを使った殺菌ジェルを寄付して頑張っています。
ビールはビールです。
私は熱心な研究心から再度コロナビールに向き合おうと思います。
私の周りではコロナ退治をかけてコロナビールを飲む動きもみられておりますが、それもいいのではないでしょうか。
しかし、生産停止になってはお目にかかれないか・・と思っていたら最寄りのパワースポットで発見しました。
値段も今まで通り。
早速購入。蒸し暑い日なんかはコロナビールでスカッとやりたいですからね。
これですよ。
色は薄目でスカッとさせてくれそうな佇まい。
瓶飲み+ライムが正統派なのでしょうが、ご自宅ではグラスに注いでみようと思います。
ちょっと違和感ありますが、これはこれでいい感じの見た目になりました。
大きく一口頂くと、のどへスコーンと入ってきて潔いです。
アサヒやキリンの有名どころと比べると、独特の香ばしさがあります。
原料は麦芽、ホップに加え、コーンも入っており、この辺りが影響しているのでしょうか。
久しぶりに飲むと感慨深いものがあります。
ひと昔前はカジュアルなバーでライムと共に瓶飲みするお作法が通な感じで気に入っていました。
バス ペールエールやハイネケン、レーベンブロイなんかも瓶で置いてあって、
格好良さに感化されて同瓶ビールで冷蔵庫を埋めていた時期もあったな、としみじみ。
コロナが流行る前のことが懐かしく感じられますが、メキシコシティーのコロナビール直営のバーでサーバーから注いだコロナをいただきました。
冬でも暑いメキシコでいただくコロナは流石のお味で、直営バーの「Salon Corona」ではコロナの黒ビールもいただけます。
真っ黒というよりはこげ茶で、アンバーエールといった見た目です。
コロナジョッキはやはり美味しかったですな。
早くコロナが収束して、コロナビール復活ついでに黒ビールも来日してくれればな・・