サントリーブルーの美味しさに驚く

Pocket

いきなりですが、第3のビールとは何か。

Wikipediaを参照すると、

「第三のビール」という用語自体はビール、発泡酒に続くことから、新聞社や放送局などのマスメディア・広告代理店によって作られた用語である。あくまでもビールではないので表現としては不正確であるが、用語として定着している。

特徴としては、酒税法上「ビール」または「発泡酒」に属さない扱いにするために、

・原料を麦、麦芽以外の穀物(主に豆類由来)にする
・発泡酒に別のアルコール飲料(大麦、小麦等を問わない麦由来のスピリッツや焼酎)を混ぜる

という手法をとっているという点である。

とのこと。

第3のビールが生まれたきっかけは税率が関係しており、今のところ1リットル当たりの税率は、

ビールが220円に対して第3のビールは80円となっています。

なので安い。

さらにおいしければもっと売れる。

ということで出現した飲み物ですが、個人的には独特の風味がどうも苦手でした。

所持金が少ないながらもどうしてもビールテイストを味わいたいときには「金麦」を気に入っていたチョイスしていた過去を思い出します。

不自由なくビールを飲める生活になってからは敢えて第3のビールに手を出すことはなくなってしまいました。

時は経ち第3のビール界では浦島太郎状態となったある日、ひょんなことから後輩と第3のビール話になったのです。

そこで勧められたのが「サントリーブルー」。やたらと勧めてくる。

青い缶は「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」を彷彿とさせます。

大好きな香るエールに似せてきているが、味のほうはどうなんだろう。

第3のビールでいい思いをしてこなかった過去を引きずっております。

サントリーのホームページを見てみると、

サントリーならではの天然水100%仕込にこだわりながら、醸造香が特長のエール酵母と、爽快感のある香りが特長のカスケードホップを使用。香りによるビール類を飲んだ実感と、スッキリとした飲みやすさの両立を実現しました。

とのこと。

エール酵母」やら「カスケードホップ」やらパワーワードが並んでおりますよ。

そして何より、CMの川口春奈さんが可愛い

酒に関係ないことを言って少し反省しつつグラスで一杯。

サントリー BLUE

スッキリうまし。

香りは見た目から連想されるように、香るエールに近いです。

香るエールから麦の旨味や苦み、重厚感が抜けてさっぱりした印象です。

これは確かに風呂上りによさそう。

では、食事はどうだろう。

サントリー BLUEとそら豆

時期ですから、とれたてのそら豆をクリームチーズにあえていただきますと、これはたまらなく美味しいんです。

サントリーブルーとそら豆がお互い邪魔せず爽やかな風味を感じることができます。

油物はどうか。

サントリー BLUEとかき揚げ

そら豆、玉ねぎ、サクラエビを使用したかき揚げと共にいただきます。

かき揚げだけでも美味しいので反則なのではと思いながらもブルーで流すと、これまたスッキリ気持ちがいい。

昼から出来上がってしまいそうです。

スーパードライや一番搾りとは香りが異なるブルーですが、食事とも合わせられるポテンシャルがありそうで、さらなる活躍を期待したいです。

ところで、酒税法が改正され、2020年10月1日からビールと発泡酒が減税、第3のビールが増税させるようです。

ブルー、向かい風・・

さらに、2023年10月1日から第3のビールが廃止され、発泡酒に統合されるようです。

ブルー、さらば・・

もはや、レアな酒として今のうちに第3のビールを堪能しておいてもいいのかもしれません。

ついでに、2026年10月1日からビール類の税率は一本化されることになっています。

巷でクラフトビールが流行っておりますが、先を見越したいい流れなのかもしれません。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です