ビールが苦くて苦手なあなたに(もちろんビール好きのあなたにも)、手に入りやすい「小麦ビール」7選
「ビールは苦くて苦手…」
「乾杯はビールじゃない方が…」
そんな方、少なくないように思います。
私も若かりし頃は、ワインは飲めるけどビールはちょっと・・なんて時期もありました。
この苦み、「大人の味」ではありますが、苦みがなくてフルーティーなビールもあるのです。
今回自信をもってオススメしたい、そのビールは「ヴァイツェン」。
ヴァイツェンはドイツのビールスタイルの一つです。
他のビールスタイルでは大麦を使っていますが、ヴァイツェンは小麦麦芽を50%以上使っているところが特徴。
バナナやリンゴの香りがして面白いです。
ベルギーでは「ホワイトエール」。
ドイツではビール純粋令によって、「ビールは、麦芽・
ベルギービールは自由を謳歌しています。
オレンジピールとかコリアンダーとか、色々なものを混ぜることで爽やかな風味を楽しめます。
実際にビールが苦手な方に飲んでもらったら、「これなら飲める!」と言われること複数回。
もう、ドヤ顔ですよ。
苦いビールが好きなんだ!
苦いビール一筋だ!
という方には、逆に受け入れてもらいにくいかもしれませんが…
巷には苦いビールが大多数なので、苦いのとヴァイツェンを並べて乾杯できれば皆ハッピーなんじゃないかな、と。
日本でもクラフトビールがブームになって、ヴァイツェンも手に入りやすい時代が到来したのではないでしょうか。
手に入りやすい、(+個人的に好きな)オススメのヴァイツェンを紹介します。
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銀河高原ビール 小麦のビール
バナナ系の香りが印象的なヴァイツェンです。
フルーティーでサッパリした香りの中にバナナを感じます。
このバナナ的なところが中毒性あるんですよね。
ビールだけでゆっくり楽しむにもうってつけ。
1996年に発売したので、なんと今年で25年目・・
銀河高原なくしてヴァイツェンを語れない、そんな存在でしょうか。
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THE軽井沢ビール ヴァイス
こちらはスーパーでもよく見かけるヴァイスビールです。
ヴァイス(Weiβ)とはドイツ語で「白」。
似た感じの「ヴァイツェン」は「麦」の意味ですが、同じく小麦を使ったビールです。
色の濃いエールビールに比べ、色が薄く、白く濁っているため「白」ビールと呼ばれたのだとか。
バナナのようなフルーティな香り、独特の程よい酸味と柔らかい味わい、爽快感が特長。
ドイツでは定番のビール。麦芽100%(小麦麦芽は50%使用)の酵母入り小麦ビール。
結構飲みやすく、大げさに言えば、ビールというよりジントニックくらいの感覚でスイスイいける印象です。
チーズを使ったイタリア料理には良く合うとのこと。今度やってみよう。
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常陸野ネストビール ヴァイツェン
常陸野ネストビールってよく見聞きするようになってきたのではないでしょうか。
東京駅の屋上にも直営店がありますよね。(電車を待つなんて口実で入り浸ってしまう…)
個人的にはニッポニアが大好きなのですが、こちらのヴァイツェンもオススメ。
フルーティーかつ少し酸味が効いているのでサッパリ飲み進められる。
春先から夏にかけて、特に気持ちよく飲めるビールだと思います。
スーパーや、粋なコンビニでも見かけることがありますので是非試してみてください。
見かけない方はアマゾンで。
単品だとちょっと高くなるので、まとめ買いがオススメです。
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箕面ビール ヴァイツェン
大阪では居酒屋でも結構メジャーだったりしますが、関東では最近になって見かけるようになりました。
銀河高原や常陸野ネストビール、COEDOなど素晴らしいビールの中で、大阪の地ビールが肩を並べる存在感。
箕面ビールといえば、W-IPAが好きですが、このヴァイツェンも紹介しておかなくては!という完成度。
バナナ系でフルーティー、割とサッパリしているけど後味まで香りを楽しめる贅沢なビールです。
常陸野ネストビールも箕面ビールも高めですが試してみる価値はあると思いますので是非。
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白濁
医療従事者はつい、「はくだく」っ読んでしまいそうですが、「しろにごり」です。
その名の通り、白く濁ったホワイトエールです。
よく見てください、缶が逆さまなんです!
”にごり”が飲むときにちょうど良くなるよう缶が逆さまになっている。スパイス無しの白ビール。
とのこと。
濁ってはいるものの、リンゴ系のサッパリした香りで後味もスッキリしています。
これはグイグイです。
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水曜日のネコ
ヤッホーブルーイングといえば、よなよなエールが有名ですが、
この「水曜日のネコ」もインパクト大です。
「水ネコ」なんて呼ばれて結構人気ですよね。(ビール通なら”ネコ”で通じるかも)
私は年に2ケース消費しました。
かわいいパッケージ。
ふんわりバナナ系ともリンゴ系とも感じられる香り。
爽やかな香りと甘酸っぱい味わいは、スパイスのオレンジピールとコリアンダーシードが使われているためとのこと。
水ネコ話で盛り上がりましょう!
- ヒューガルデン・ホワイト
ヒューガルデン・ホワイトは結構有名なんじゃないかと思います。
オレンジピールとコリアンダーシードの完璧な組み合わせが生み出す自然な苦味と、特有の清涼感、華やかでスッキリとしたフレーバーは、普段ビールを飲まない方や女性にもおすすめのホワイトビールです。
ほんとスッキリ爽やか系です。
初めて飲む人には、目隠しして中身伝えなかったらビールって気が付かないんじゃないかな。
これから暖かくなってきたらヒューガルデンの季節です。
ちなみに、私が知る限り、アマゾンのまとめ買いが最安値です。是非。
今回紹介したビールのまとめです。
<ヴァイツェン>
<ホワイトエール>
余談:
ドイツ留学で様々なビールを飲んでみて、とても面白い味で感動したのが、「ヴァイツェン」です。
苦みはほとんどなくて、フルーティーな香り。
ビールをそのまま飲んでいるのにカクテルかのような味。
現地ではヴァイツェンとバナナジュースを1 : 1で混ぜて作る、バナナヴァイツェンもあって、ハマってしまったな。
デザート感覚です。
日本でもクラフトビールが盛んになってきて、ヴァイツェンも手に入りやすい時代が到来したので是非お試しあれ。